Sunday, February 9, 2014

Spring Semester 2014

2学期目、春学期が始まって早2週間。
こんなに忙しくなるはずじゃなかった!と思いつつ、また秋学期とは違う刺激で勉強になる。

今学期は、秋に引き続きABTの専攻の授業、Research in Danceという来学期やる研究・論文執筆に向けての研究方法入門の必修授業、あと選択のDance in Higher Educationとタップを取っています。それとは別に、単位にはカウントされないKaleidoscopeというアウト・リーチならぬイン・リーチの活動をする授業、誰も未だに理解できない必修のProgram Meetingという授業(苦笑)と来学期のMasters’ Concertの振付希望者のためのワークショップも履修しています。

大学院入ってからの方が毎日学校行ってる気がするのだけれど…しかも金曜日は朝10時スタートのKaleidoscopeに始まり、Program Meetingとタップで夕方6時まで途中30分休憩2回挟むだけのつめつめ。

ABTは、今学期もNTCについて学ぶのですが、それとは別にブルノンヴィル(デンマーク)とチェケッティ(イタリア)のスタイル・メソッドも学ぶことになっています。この一週間はブルノンヴィルのエクササイズをビデオと文献で解読して、クラスで教えるということをしていました。ブルノンヴィルのスタイルは、普段慣れているものとは、動きの組み合わさり方、音の取り方、floor patternというのかpathwayなどがだいぶ違うので解読するのも、デモンストレーションするのも一苦労!でもやらなきゃわかんないよなぁと実感。来週はチェケッティ。NTCはチェケッティ・ベースなので、これを学んだらまた理解が深まるかな、と期待。

どうかなーと思いつつ取ったDance in Higher Educationが面白い。ここ2週間はアメリカの高等教育(大学)においてどのようにして舞踊が学問として発展してきたか、という歴史を辿っている。こうして文献を読んでいくと舞踊教育のなかでも自分の興味があるところとないところの差もわかるし、なにを大事に考えているかということがわかる。「こういう道を辿ってきたのか」と知るのと同時に自分のアイデンティティや舞踊教育に関する想いや考えの振り返りみたいなものもあって面白い。これについてはまた近々まとめてブログに載せたいと思っています。これが終わると、高等教育で働くとはどういうことか、ということ、どうやってapplyするかといったことまでやっていきます。

Kaleidoscopeは秋学期からやっているのですが、今学期から本題!おそらく秋学期のはじめにも説明しましたが、この授業はカンパニーとして機能する特殊な授業。毎週金曜日の朝、K-12(幼稚園から高3まで)の年齢層の生徒たちをNYUに招いてダンスのワークショップを行うイン・リーチのアクティビティ。受講しているメンバーが2人組になってレッスンプランを立てて、他のみんなもサポートしながら、ワークショップをやっていきます。わたしの担当は3月半ばまでないのですが、すでに小2と中2のグループがきて、面白い。ABTでのレッスン見学でなんとなーく異なる年齢層がどういう感じか、というのは掴めてはいたのだけれど、バレエ学校(スタジオ)に通っている子と普通の学校の子ではまた全然違うし、見学しているのと教えるのも別物!小2と中2という年齢差、発達の段階の差というのも見えて面白い。とまどうことも多いのだけど、たくさん知ることができるのではないかなと思っています。

4月には教員たちが振付をするFaculty Concertがあって、NYU-ABTの卒業生で現在Dance Educationのプログラムのアシスタントをしてる方のバレエの作品に出演します。ガーシュインの曲にあわせて、Balanchineを意識した作品でとっても素敵!しばらくバレエの作品には触れてなかったので嬉しいし、「あぁやっぱりホームなんだな」と思っています。

これに加えて空き時間にできるだけJKOでのレッスン見学をやって今学期中に40時間こなさなければならない。レッスンと授業の時間合うところを見つけるのが一苦労。まだ課題がそんなにない状態でこれだから課題ある時期はツラそう…でも今期はpre-professionalレベルのクラスをメインに見学していくので、見学しているうちにファンになってしまうような才能あふれる若いダンサーもたくさんです。

授業とは別にレッスン(バレエもタップも!)受けに行きたいのにー!とは思っていますが、なかなか。でももう2月だし、2月は短いし、NYの春はまだまだ先だけど、冬はもうすぐ終わる(ハズ)!!!と考えたら、よし頑張ろう!と思えます。学期始まったとたん、今学期すぐ終わりそうと思ってしまうほどですが、たくさん学んで、考えて(さっそくいろいろ考えることがありdance educatorになるには一体どれだけ広い範囲のことを知ってなくちゃいけないんだろうと再び思っている)、雪と寒さに負けず、フットワークを軽くやっていきたいと思っています:) 

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