Sunday, May 25, 2014

なつやすみー!

だいぶ時間があいてしまいましたが、春学期終わりました!
前回の投稿後は、Faculty Performanceに出演したり、期末課題に追われていました。
12日に学校が終わり、去年一緒の作品に出演したみんなが卒業してしまうので寂しく思ったりしていました。
留学もあと1学期を残すのみ!きゃー!!早すぎる!!!

の前に、3ヶ月の夏休み。
あまりにも長いので一時日本に帰ろうかとも思いましたが、夏のあいだに結構やるべきことがあるし、どうせ年末に本帰国になるので留まることにしました。

そのあいだ何をするかと言えば、ABTでインターンをすることになりました。
いまカンパニーはリンカーン・センターのメトロポリタン歌劇場で1年のなかでも一番大きなシーズンの真っ最中(NYCBもシーズン中なので、わたしも二つのカンパニーの舞台観に行くのに忙しい笑)ですが、それが終われば2013/2014シーズンは終わり。代わりにといってはなんですが、バレエ学校(JKO)の方はサマー・インテンシブなどで大忙しになります。

アメリカは夏休みが長いので、そのあいだに子どもたちを3週間〜1ヶ月くらいのサマー・スクールやサマー・キャンプに参加させたります。ダンスやバレエも同様で、有名なバレエ学校では、冬からサマープログラムのためのオーディションを開催しています。サマープログラムで有望な生徒がいたら次年度(9月)からの入学・編入を許可したり、と学校側にとっても生徒側にとってもいい機会なわけです。ABTも例外なく、高校生までの子どもたちの参加するインテンシブ・プログラム、高卒で大学等の高等教育機関に通うひとびとが参加するcollegiate、それからNYのパフォーミング・アーツの高校への夏休みアウトリーチのプログラムも行っています。

ただ、わたしがインターンをするのは子どもたちが対象のものではなくて、いまNYUで学んでいるカリキュラム(National Training Curriculum)のインテンシブ。10日間ほどの講習会を受けて、NTCの教授資格試験を受験するというプログラム。NYでは年2回、NTCのインテンシブがあるのですが、夏場は先生たちも勉強できる時間だし、なによりも都合さえつくのならばNY来るのは凍てつく冬よりも夏の方がいいですよね?笑 もちろん、すでにスタジオで教えている先生方だけでなく、現役のダンサーやABTのスタジオ・カンパニーの若いダンサーたちも受講していたりします。ダンスを教える身としては、大御所ABTの名前がはいった指導資格が履歴書に載るのは強みになるし。ちなみに、NYUのプログラムは各段階を1セメスターかけて学ぶので、10日間ほどで学ぶインテンシブよりも理解の深みがぐーんと増します。(もちろん学費もぐーんと増します(^^;)

なぜこの部門のインターンに応募したかというと、わたし自身が中身を勉強しているNTCがどのように運営されているかを知るため。NTCは、もともと(ひとまず)アメリカにおけるバレエ教育の変革のために考案されたもの。将来、日本でなにか舞踊教育に関わる活動をしたい、と思ったときに、どのような手段でアプローチするのが効果的なのか、どのように運営すればいいのか、といったことを知るのに参考になるかなと思ったのです。

インターンは6月5日から始まって8月まで続く予定です。NYでインテンシブが開催されているときは毎日いかなくてはいけませんが、それ以外は週3くらいなので、バレエのレッスンに行ったり、来学期執筆予定の修論、それから11月の学会で発表予定のポスター発表の構想を練ったりと建設的に過ごせるかなーと思っています。日本で研究してきたことを、これまでNYUで勉強してきた実践に近いアプローチで捉え直すとどういうふうになるかな、とワクワクとぞくぞくです。

とりあえず1年終わったので、今週末はオレゴンに住む古くからの友だちを訪ね、その次の週末はmy old American homeであるコネチカットにいる友だちを訪ねる予定。どちらもとても楽しみです:) 

そのうちにこの夏の観劇記録でも書きます。

ではでは!

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